51話から100話までの登場人物
ショーディー・ブルネルティ 六歳から七歳になり、独り立ちから今後は家名も外れることに。 スキル【環境設計】がチートすぎて、機能がアンロックされるたびに慄く。 仲間も増えたが、本人は相変わらず魔王と紳士を反復横跳びしている。 (善哉 翔 元建築系デザイナー。 享年47歳。) ハニシェ ショーディーのお世話係から筆頭使用人へ。 やり過ぎがちなショーディーの良心やブレーキ役としても期待されるように。 ソル ショーディーが買った奴隷。初登場時は十八歳。 セーゼ・ラロォナ国の武家であるネーヴィア一門出身の剣士。 元軍人らしい生真面目な性格で、少し頭が固い。 ナスリン ショーディーが買った奴隷。初登場時は十七歳。 セーゼ・ラロォナ国の下級貴族に仕えるメイドだった。 現在はハニシェの部下として働いている。 ファラ ショーディーが買った奴隷。初登場時は一歳。 ナスリンの愛娘で、ショーディーも可愛がっている。 【強運】という扱いの難しいスキルを持っている。 スハイル 愚者の刃出身で、ルジェーロの元使用人。 初登場時は二十三歳。スキル【隠密】を持っている。 諜報経験は少ないが、戦闘工作員としての教育を受けている。 シロ ショーディーにこき使われている実体化ライフストリーム。 異世界人召喚の儀式において、地球環境の情報を取得する。 カーラ ショーディーとソルたちとの通訳を担当する鳥足のアルカ族。 普段は『学徒街ミモザ』で言語学を教えている。 ◇マリュー家 オラディオ・マリュー (未登場) 故人。ショーディーの母方の祖父。 “氷舌マリュー”の異名を持つ、厳格な軍官僚だった。 イリア・マリュー ショーディーの母方の祖母。 認知症が進んでおり、ショーディーを若かりしオラディオと思っている。 ルジェーロ・マリュー マリュー家二代目当主。フォニアの兄で、ショーディーの伯父。 陶器人形と絡繰りに情熱を捧げる外務省官僚。 言動や性格にやや難のある天才型。 エレリカ・マリュー ルジェーロの妻。奔放な性格で無責任なお嬢様。 様々な条件と駆け引きの末に、生活を保障されていた。 アレッサンド・マリュー エレリカの息子。学校デビューに失敗して、ひきこもっている。 カルロー・マリュー エレリカの息子。我儘な乱暴者で、ハニシェに手を出そうとした。 ネロス マリュー家の家令。 ウルダン マリュー家の下男。 ラナリア (未登場) 故人。マリュー家の元メイド長。 ◇ブルネルティ家 フォニア・ブルネルティ ショーディーたちの母親で、ルジェーロの妹。 元マリュー家令嬢であり、王都入りをして辣腕を振るう。 兄に関しては、ちょっと諦めているところがある。 ベルワイス・ブルネルティ ショーディーたちの父親。 モンダートと王都入りしたが、キャネセル家からの圧力に辟易している。 モンダート・ブルネルティ ショーディーの兄。 王命で異世界人召喚の儀式に参加し、無事に生還を果たした。 クービェ 大柄で寡黙な衛兵。フォニアの護衛として王都入りした。 パルティ フォニアの侍女。ブルネルティ家では数少ない王都を知っている人間。 ◇冒険者ギルド ポルトルル リンベリュート王国の冒険者ギルドを統括するギルド長。 最近はショーディーのせいで寿命が縮む思いをしている。 イヴェル 王都リーベ支部所属。ショーディーたちの護衛に雇われた。 スキンヘッドにスカーフェイスな悪役顔だが、礼儀正しい。 ローガン 王都リーベ支部所属。ショーディーたちの護衛に雇われた。 ゲジ眉で髭面な巨漢だが、意外と気が小さい。 ◇運輸ギルド ルドゥク リンベリュート王国の運輸ギルドを統括するギルド長。 筋肉隆々な巨漢で、声もすごく大きい。 迷宮からの知識と技術で車両の開発が進み、ショーディーに感謝している。 ◇職人ギルド ラズベンダリラ (未登場) リンベリュート王国の職人ギルドを統括するギルド長。通称ラズビー。 ルドゥクと同じく、ショーディーに感謝している。 ◇商業ギルド エスポロ 王都の不動産を扱う部門のトップ。 ショーディーにカレモレ館を仲介した。 ◇リンベリュート王家 ゼーベルト・リンベリュート 国王の責務を大過なく務めてきたが、どこか感情が摩耗してみえる。 言動から稀人を同じ人間だと思っていない様子がうかがえる。 ロサリア・リンベリュート リンベリュート王妃。不愛想。 ラディスタ・リンベリュート 王太子。仕事はできるが、マウントと嫌味が尽きないモラハラ野郎。 マナ・リンベリュート (未登場) 王太子妃。実家のトートラス家に里帰り中。 オイルバー・リンベリュート 第二王子。稀人の竹柴純心と婚約が内定。 ザナッシュ・リンベリュート 第三王子。【幻惑魔法】で超美形に装っている。素顔はそうでもない。 ◇ヨーガレイド家 ラムズス・ヨーガレイド ヨーガレイド家当主。ロロナの夫であったサーエールの弟。 まだ若く、思考も柔軟だが、公方家の当主らしく油断のならない人物。 ◇キャネセル家 イルヴァ・キャネセル キャネセル家当主。癇癪を起すと金属的な声で叫ぶ。 『魔法都市』と上手く付き合っているブルネルティ家を目の敵にしている。 ゼフェリア・キャネセル キャネセル家令嬢。スキル【戦術】をもっている。 父の命令でアンタレスを攻略しようとしたが、スオウ達に撃退された。 レナウス・ヴァーガン キャネセル家の寄子であるヴァーガン家の子息。 ショーディーにワンパンされた。 ロノ・ヒューガム 王都とブルネルティ領の間にあるヒューガム家の子息。下っ端。 ◇ライシーカ教皇国 ミシュルト 大司教にして教皇国の外交官。 リンベリュート王国における異世界人召喚の儀式を取り仕切った。 聖ライシーカ (未登場) 六百年以上前の人。グルメニア教の開祖であり、教皇国の初代教皇。 異世界人召喚魔法や鑑定魔法などを開発した、大魔法使いと言われている。 その真の目的はわかっておらず、いまだ謎が多い。 ◇稀人 金木琢磨 (カネキ タクマ) 宝飾デザイナー志望の小太りな中年男性。善哉翔の幼馴染。 七種育実 (ナナクサ イクミ) キャバ嬢に身をやつしていた元食糧品研究員。霞賀から逃げていた。 枡出和久 (マスデ カズヒサ) 元教師の老人。アルコール依存症で、いつもちょっと酒臭い。 不忍彩香 (シノバズ アヤカ) 中学生。母親に顔面を傷つけられた心の傷を癒し中。もふもふ好き。 水渓大 (ミズタニ マサル) 服飾デザイナー志望の、明るいオネエさん。実家から逃げていた。 霞賀剛志 (カスミガ ツヨシ) 健康食品を扱う新興企業の取締役。七種の元婚約者。 竹柴純心 (タケシバ ピュア) 高校中退のひきこもり。他責的で乱暴な思考の持ち主。 沙灘優子 (サナダ ユウコ) 万引き及び窃盗の常習犯。枡出の元教え子。 山西晴翔 (ヤマニシ ハルト) ボッチ大学生。七種の友人にストーカー行為を働いていた。 ◇葬骸寺院アンタレス スオウ アンタレスを任された大僧正。正体は大天狗。 凶悪なエクストラスキル【操骸術】を与えられている。 コキアケ スオウの付きの尼僧。正体はクロハゲワシの獣人。 頭巾をかぶっているが、戦闘形態になると顔が猛禽になる。 アカネ アンタレス所属の尼僧。 キャネセル軍に使者として赴いたが、追い返された。 ◇オフィスエリア ハセガワ ショーディーの執事で、ショーディーの家も管理している。 カガミ 情報分析官。オペレーションルームを任された。 ミヤモト 生物分析・飼育担当。迷宮の警備動物の管理もしている。 イトウ ショーディーにも気安い錬金術師兼医療研究員。 ダイモン 迷宮の経済を一手に握る大蔵大臣。鑑定眼も確か。 ヒイラギ 迷宮の経営企画・営業担当。ショーディーの軍師役。 ◇タウンエリア シンジョウ 『迷宮案内所・ひのもと町支部』の責任者。 受け答えもきびきびした、体格のいい中年男性。 (新条 亮太 シンジョウ リョウタ) 善哉翔のアトリエ近くの交番に勤務していた、元警察官。 違法操業していた工場の事故に巻き込まれて殉職。 享年53歳。 オクダ 稀人の住居管理や、お手伝い人員の派遣管理をしている。 駄菓子屋にいる、物腰のやわらかな老女。 (奥田 まつ オクダ マツ) 善哉翔の曾祖母。 夫を戦禍で亡くし、タバコ屋を営んでいた。 享年90歳。 |