50話までの登場人物
ショーディー・ブルネルティ 本作の主人公。初登場時は五歳。 スキル【環境設計】を持ち、迷宮建築家として暗躍(?)する。 油断すると魔王プレイが始まるほど、連れてこられた異世界の人間が嫌い。 (善哉 翔 ゼンザイ カケル) 冒頭で落命し、心ならずも異世界にショーディーとして転生する。 趣味のネットゲームのオフイベントの帰路で無差別殺人事件に巻き込まれた。 元建築系デザイナー。 享年47歳。 ハニシェ ブルネルティ家の使用人で、ショーディーのお世話係。 ショーディーが心を許している数少ない現地人。 初登場時は17歳。ショーディー第一主義で、おっぱいがでっかい。 シロ 善哉の魂を異世界に連れて行った。 異世界のライフストリームが便宜上姿形を得たもの。 ショーディーとそっくりな姿だが、真っ白で病的に痩せ細っている。 ◇ブルネルティ家 ベルワイス・ブルネルティ ブルネルティ家三代目当主で、ショーディーたちの父親。 カッとなりやすく、すぐに怒鳴るが、本性は臆病で保守的。 領地を無難に治めており、領主としてはわりとマシな方。 フォニア・ブルネルティ ベルワイスの妻で、ショーディーたちの母親。 厳格な性格で、特にマナーに厳しく、保守的な考えを尊重する。 娘には厳しいが、息子たちの声には柔軟に対応してくれることが多い。 ネィジェーヌ・ブルネルティ ブルネルティ家の長女で、モンダートとショーディーの姉。 文武両道な才女で、ブルネルティ家の四代目当主になる予定。 現地人にしては自制心が上振れしており、ショーディーも懐いている。 モンダート・ブルネルティ ブルネルティ家の元気な長男。ネィジェーヌの弟で、ショーディーの兄。 【土魔法】のスキルを授かり、魔法剣士を目指す。 さっぱりとした裏表のない性格で、ショーディーも懐いている。 ヴィープ (未登場) ブルネルティ家の家令 アンダレイ ブルネルティ家の家令見習。 後にネィジェーヌの補佐のため、ダートリアの代官邸に家令として赴任する。 ジェグズ ブルネルティ家の衛兵で、家出するショーディーをフェジェイまで護衛した。 普段はベルワイスの護衛をしている。 クービェ ブルネルティ家の衛兵。大柄で寡黙。 パルティ フォニアの結婚前からの侍女。 ショーディーを母方の祖父にあたるオラディオに似ていると言った。 イライジェ モンダートの護衛。 アクルックス行きを拒否したので、モンダートの護衛から外れた。 オッシュ ダートリア代官邸付き護衛官。 元冒険者で、ライノの推薦でネィジェーヌやモンダートの警護に付く。 ◇冒険者ギルド ライノ フェジェイ支部の副支部長。 貴族家出身で【未来視】のスキル持ち。 元々苦労人だが、ショーディーと関わったばかりにもっと苦労することに。 メーリガ フェジェイ支部の支部長。女性ながら恵まれた体格をしている。 障毒で身体が不自由になるまで、長く害獣駆除の一線で活躍した。 人望も厚く、ショーディーも信頼している。 ポルトルル リンベリュート王国の冒険者ギルドを統括するギルド長。 スキル持ちではないが、“障り”や人の本性が見える特異体質。 “悲哀のポルトルル”という異名持ちの御老人。 マナラド、パタル、セルルータ 家出するショーディーをミュースター村まで護衛した三人パーティー。 エララ ミュースター村の村長の孫娘。【盾術】のスキル持ち。 色々あって、モンダートの護衛になれるかもしれない。 ◇ヨーガレイド家 ロロナ・ヨーガレイド 現国王ゼーベルトの実妹。妖怪狂骨姫(ショーディー評)。 長くヨーガレイド家に幽閉されていたが、アクルックスに乗り込んできた。 魔力不足で発揮できていないが、スキル【爆炎魔法】の持ち主。 サーエール・ヨーガレイド (未登場) 故人。 三十年前の害獣襲撃事件でロロナに守られたことで夫になった。(当時二歳) サラディ、ヘリン ロロナの侍女たち。職権濫用して傲慢に振る舞っていた。 ショーディーに喧嘩を売ったことで、顔面崩壊と尊厳破壊の後、人生終了した。 ◇リンベリュート王家 ゼーベルト・リンベリュート (未登場) リンベリュート国王。ロロナの実兄。 異世界人召喚のために、近年ライシーカ教皇国に近付く。 ロサリア・リンベリュート (未登場) リンベリュート王妃。 ラディスタ・リンベリュート (未登場) 第一王子で、王太子。モラハラの疑いあり。 マナ・リンベリュート (未登場) 王太子妃。最近子供が生まれた。 オイルバー・リンベリュート (未登場) 第二王子。即断即決の人で、“真実の愛”を三回ほどみつけた。 ザナッシュ・リンベリュート (未登場) 第三王子。両親の顔の良い所取りをした超美形らしい。 セーシュリー・ヘレナリオ (未登場) 第一王女で降嫁済みの既婚者。双子を出産の後、体調不良。 メロリア・マーガンダン (未登場) 第二王女でエル・ニーザルディア王国の王子に嫁ぎ、男児を出産した。 ◇ライシーカ教皇国 聖ライシーカ (未登場) 六百年以上前の人。グルメニア教の開祖であり、教皇国の初代教皇。 異世界人召喚魔法や鑑定魔法などを開発した、大魔法使いと言われている。 聖女シャヤカー (未登場) ライシーカによって最初に召喚された稀人。ヒノカゲ・サヤカ。 邪神と呼ばれるモノを彼女が封印したことで、“障り”が蔓延し始めた。 ◇魔法都市アクルックス ルナティエ アクルックスのいけずな女市長。 エルフ型のアルカ族で、魔法攻撃に優れている。 ディーネ アクルックスの観光案内統括。 水精霊型のアルカ族。 ディオン アクルックスの大図書館にいる、司書であり館長。 牡鹿の獣人型で、禁書庫の鍵を持っている。 ◇学徒街ミモザ シン ミモザの町長兼防衛隊長。武器は長剣と弓。 エルフ型のアルカ族で、生真面目な武人。ルナティエの弟という設定。 ◇鉱山都市コロン ヒューリオ コロンの代官。頑固そうな見た目をしている。 エステフ ヒューリオの息子。チャラい。 ◇オフィスエリア ハセガワ ショーディーの執事で、三つ揃いを着こなすロマンスグレー。 唯一、ショーディーを「旦那様」と呼ぶ。【格闘】持ち。 (長谷川 誠人 ハセガワ マコト) 善哉と取引があったゼネコン社長の元運転手。誠実な人柄だった。 退職後、まもなく病死。 享年67歳。 カガミ 情報分析官。ショーディーの目であり耳でもある。 長身をタイトなスーツに押し込んだキャリアウーマン。 (各務 敬子 カガミ ケイコ) 元建築デザイナー。善哉の同業で、几帳面な性格だった。 パワハラと成果の搾取を苦に自殺。 享年33歳。 ミヤモト 生物分析・飼育担当。害獣や家畜と魔力の関係を調べている。 日に焼けた肌の細マッチョな好青年。 (宮本 猛 ミヤモト タケル) 元地方公務員。善哉とは仕事で知り合った。 カスハラと身内に負わされた借金を苦に自殺。 享年34歳。 イトウ ショーディーにも気安い、ちょっぴりマッドな錬金術師。 眼鏡をかけた小柄で若い女性。一人称は「うち」。 (伊藤 知佳 イトウ チカ) 元大学生。善哉の高校時代の同級生。 買い物中の店内へ自動車が突っ込んできた事故により死亡。 享年20歳。 ダイモン 迷宮の経済を一手に握る大蔵大臣。鑑定眼も確か。 よく食べそうな、ふくよかな体形をした、気のいいおじさん。 (大門 礼二 ダイモン レイジ) 元税理士。善哉の顧問税理士だった。 脱税が発覚した顧客に逆恨みされて殺害された。 享年52歳。 ヒイラギ 迷宮の経営企画・営業担当。ショーディーの軍師役。 子煩悩なパパに見える、優しそうな微笑みを湛えた男。 (柊木 聡 ヒイラギ サトル) 元実業家。若かりし善哉を救った恩人。 非常に頭が切れる人物だったが、若くして病死した。 享年39歳。 |